「たこ天」は、こどもから大人までが、「た」くましく、「こ」どもの純粋な心を捨てない、自分を取り戻す空間(「天」国)を作り出すプログラムです。『心の創造性』を探求するサイコセラピスト(心理療法家)と共に、大人もこどもも、隠れた自分の逞しさ・元気さ・エネルギーを取り戻し、鍛える3日間の合宿です。

サイコセラピストとは、心をもっと元気にし、たくましくすることを助ける「心の専門家」です。たこ天では、約50名の参加者と10名前後のサイコセラピスト・スタッフが一堂に会します。普段の生活ではなかなか人に話せないことも言葉にし、やってみたいことには思い切って挑戦します。日本でもなじみのある「合宿」形式を用いて、3日間でとことん自分と向き合い他者と向き合うことを通して、生き生きとした、たくましい自分を鍛え取り戻すことを目指します。

たこ天の目的・・・

こどもは本来、生き生きとしたエネルギーに満ちています。自然の中で、あるいは仲間の中で、好奇心や探求心の赴くままに自由に駆け回り楽しみます。大人になっても、自由で元気なこどもは失われず心の中に残ります。趣味に熱中するとき、仕事に情熱を注ぐとき、大切な人と思い切り心を交し合うとき、自由で奔放なこどもの自分が活躍します。大人の部分だけではなく、こどもの部分だけでもなく、そのふたつが上手にかみ合い調和するとき、人は生き生きと元気に、社会の中で生きることができます。

しかし、せわしない日々に追われ、勉強や仕事の重責、社会のルールやしがらみに捉われれば、そんな元気なこどもが時に窮屈に閉じ込められ、見失われることも起こります。そんなとき、こどもは学校に行けなくなったり、友達と遊べなくなったり、落ち着きがなくなったりと、様々なかたちで「こころの不調」を訴えます。大人たちは、怒りっぽくなり、人を許せなくなり、やる気を失い「うつ」の波にのまれます。

大人の中にも、こどもの中にも、「生き生きとしたエネルギーを失わない自由でたくましいこども」を取り戻そう!というのが、たこ天の目的です。

たこ天の参加者・・・

参加者の年齢層は幅広く、1歳前後のお子様からお年寄りまで広くご参加いただけます。小学生、中学生、高校生、会社員、教師、看護師、企業のリーダー、お父さんお母さんなど、参加者の職業や立場も多岐にわたります。ご家族やご夫婦そろって参加なさる方もいらっしゃいます。毎年、たこ天に参加し、元気な自分を取り戻す、年に一度の自分のメンテナンスの場としてご利用する常連の方もいらっしゃいます。

「息子との関わり方を変えたい」「仕事でもっと力を発揮できるようになりたい」「魅力的な大人の女性として人前に立ってみたい」「50歳の節目を迎えて一度自分を見つめなおしたい」「人に遠慮せずに意見を言えるようになりたい」「なにかあるとすぐにパニックになってしまう自分を変えたい」など参加動機も様々です。

たこ天の専門性・・・

たこ天は、心理療法の原理を、一般の方々がもっと元気にもっと逞しくなれるように応用したプログラムです。専門的には「多元統合集団精神療法(multi-dimensional-integrated psychotherapy)」と呼ばれる集団精神療法のアプローチです。アメリカで発展した集団精神療法の理論・技術を軸に、PAS心理教育研究所で独自に発展してきました。40年にわたり毎年夏に実施されています。